2024年10月、北海道江別市の公園で当時20歳の男子大学生に男女6人の集団で暴行を加え死亡させたとして、強盗致死などの罪に問われている主犯格とされる当時18歳でアルバイトだった男(特定少年)と、当時17歳の少年の初公判が、13日、札幌地裁で開かれています。
13日午後に行われた証拠調べでは、検察から、事件の直前、当時20歳の大学生の長谷知哉さんと、交際していた八木原亜麻被告(21)のLINEでのやり取りなどが示されました。
■事件前、長谷さんと八木原亜麻被告(21)のLINEでのやりとり
長谷さん「1年で別れるなら今すぐ別れたい。週末話し合わない?」
長谷さん「どうした、急に豹変してるぞ」
八木原被告「ハオ(川村葉音被告)連れて行くからね。家から出て話し合いね。ハオもおかしいって言ってる」
長谷さん「外は厳しい。なぜハオが介入してくるんだ?荷物はどうする?」
八木原被告「ガソリン代は?ハオの」
長谷さん「払います」
八木原被告「満タンにするのに5000円かかるんだよ、往復8000円。払いたくないなら明日バイト休んでうちに来て」
長谷さん「荷物全部持って行くね。彼女を大切にできなくてごめんなさい。1ヶ月ありがとうございました」
■長谷さんと川村葉音被告(21)の通話内容
長谷さん「家の前に荷物を置いていく」
川村被告「盗まれたらどうするの」
長谷さん「知らねーよ」
川村被告「殴るから来いや」
その後、先に開かれた裁判でも証拠として示されていた音声や暴行の時の動画が法廷に流されると、主犯格の男は、つらそうな表情でモニターを見つめ、大きな音が鳴ると、目を背ける場面もありました。
起訴状によりますと、主犯格とされる当時18歳のアルバイトだった男は、当時17歳の少年ら男女5人と共謀し、2024年10月25日から26日にかけて、長谷知哉さん(当時20)の顔や腹部を多数殴る蹴るなど暴行。
さらに「全部出せ、全額」「クレジットカードもな」などと脅迫して暴行を加え、現金やカードなどを奪い、長谷さんを外傷性ショックで死亡させたうえ、奪ったクレジットカードでたばこなどをだまし取ったほか、キャッシュカードで現金12万7000円を引き出したなどとして、強盗致死や詐欺、窃盗などの罪に問われています。
判決は8月7日に言い渡される予定です。
おことわり
HBCでは、特定少年の被告を実名で報じるかどうか、事件ごとに判断しています。
今回の事件は、1人の大学生の命が失われた結果の重大性、社会的影響の大きさなどを総合的に判断した結果、地上波テレビ放送では実名で報じることにしました。
なお、デジタル配信の記事は、半永久的に残るインターネットの特性を考慮して匿名で報じています。














