2024年10月、北海道江別市の公園で当時20歳の男子大学生に男女6人の集団で暴行を加え死亡させたとして、強盗致死などの罪に問われている主犯格とされる当時18歳の男(特定少年)の初公判が、13日札幌地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。

男は裁判の冒頭で「(起訴内容に)間違っていることはありません。本当にひどいことをしました。申し訳ありません。この裁判で本当のことを話します」と述べました。

起訴状によりますと、主犯格とされる当時18歳のアルバイトだった男は、当時17歳の少年ら男女5人と共謀し、2024年10月25日から26日にかけて、長谷知哉さん(当時20)の顔や腹部を多数殴る蹴るなど暴行。

さらに「全部出せ、全額」「クレジットカードもな」などと脅迫して暴行を加え、現金やカードなどを奪い、長谷さんを外傷性ショックで死亡させたうえ、奪ったクレジットカードでたばこなどをだまし取ったほか、キャッシュカードで現金12万7000円を引き出したなどとして、強盗致死や詐欺、窃盗などの罪に問われています。

13日に始まった裁判員裁判は、主犯格とされる男と、共犯の当時17歳の少年の2人が対象で、量刑を中心に審理される見通しです。

判決は8月7日に言い渡される予定です。

一方、先に行われた裁判員裁判では、川村葉音被告(21)の懲役30年の判決に対し、被告・検察の双方が控訴したほか、当時18歳の高校生だった男の懲役20年、当時16歳の少年の懲役9年以上13年以下の不定期刑の判決については、期限までに控訴の手続きがなく確定しています。

おことわり
HBCでは、特定少年の被告を実名で報じるかどうか、事件ごとに判断しています。
今回の事件は、1人の大学生の命が失われた結果の重大性、社会的影響の大きさなどを総合的に判断した結果、地上波テレビ放送では実名で報じることにしました。
なお、デジタル配信の記事は、半永久的に残るインターネットの特性を考慮して匿名で報じています。