“現金渡した”と相次ぐ証言「就任するために必要なお金」 

主張が真っ向から食い違う県議たち。

ところが、今週に入り、吉松県議以外にも現金を渡したと認める議員が相次いでいる。

その一人が、吉松県議が議長だった際に副議長をつとめた江藤秀之県議だ。いまも自民党に所属しているが、JNNの取材に、現金の支払いを認めた。

江藤秀之 福岡県議のコメント
「副議長に立候補・就任するために必要なお金であると認識しており、長年の慣例(決まりごと)に従って支払いました」
「今思えば良くないことだったと深く反省しております」

江藤県議は2020年に3回に分け、あわせて825万円を自民党県議団の幹部に支払ったとした。

さらに10日、議長を経験した別の県議もJNNの取材に対し、こう明かした。

議長を経験した別の県議
「慣習として、議長になる前に自民党県議団に運営費として300万円を渡した」

ただ、吉松県議は「これらの出費は戻ってくる」と県議団幹部から言われたと証言する。

吉松源昭 県議
「『度重なる出費で大変だろうけど、議長就任祝賀会をやったら戻ってくるから』と」

新しい議長と副議長が就任するたびに開かれる祝賀会。

そこには福岡県の幹部職員が参加し、ひとり当たり1~2万円のパーティー券を購入することが慣例化していたという。

これについて福岡県知事は…

福岡県 服部誠太郎 知事
「県職員の意識の中にいわゆる(県議への)忖度であったり、あるいは漠然とした不安であったり、無意識の中の意識といいますか、そのようなものが澱のように根付いていた」

福岡県議会はこの2年、政治とカネをめぐる問題に揺れ続けている。