宮崎県都城市が全国トップシェアを誇る「竹弓」がいま、海外でも注目を集めています。

伝統を受け継ぐ人たちの後継者不足が深刻化する中、若き職人が海外展開を本格化させています。

200を超える工程のほとんどが手作業

2メートルを超えるしなやかな曲線。
良質な竹から生み出される柔らかな引き心地。放たれた矢は、美しい軌道を描いて的へ飛んでいきます。

(都城大弓を使っている人)
「大弓を作っている人たちはみんな上手に良く作ってくれている。やっぱり都城は弓の産地だね」
「お金で買うといえば簡単だけど、あそこまで仕上げるのに想像も及ばない過程を経て作られているということが、分かれば分かるほど、大事に使っていこうと思う」

「竹弓」の生産量のおよそ9割のシェアを占める都城市。都城大弓は国の伝統的工芸品に指定されています。

横山黎明弓製作所。
100年以上にわたる都城大弓の歴史と技を継承しています。

200を超える工程のほとんどが手作業で行われる都城大弓。
熟練の弓師であっても、一本一本違う竹を相手にする日々は、試行錯誤の連続です。

(横山黎明弓製作所三代目 横山黎明さん)
「日々見ていて、自分の目でも良かれと思っても、次の日見たら悪かったりもするし、自分の目を疑って、何回も確認していいのか、正しい位置・形かを点検していく」