出水市の針原地区で21人が犠牲になった土石流災害の発生から、きょう7月10日で29年です。土石流が発生した現場で慰霊式がありました。

(記者)「29年前、あの山が崩れ砂防ダムを乗り越えて集落を襲った」

1997年7月10日未明、出水市針原地区では降り続いた大雨で山が崩れ、大規模な土石流が発生。集落を巻き込み、子ども5人を含む21人が亡くなりました。
29年の節目を迎えた10日、慰霊碑が建つ公園で慰霊式が開かれ、住民らおよそ80人が参列しました。

(大塚雄二さん)「29年、鮮明に覚えている、当時のこと。忘れることができない」
針原地区で生まれ育った大塚雄二さん(68)です。土石流が自宅に迫りましたが被災することなく救助活動にあたりました。大塚さんは「自然を恐れ、大雨などの際は早めの避難が大切」と話します。

(大塚雄二さん)「どこで災害が起こってもおかしくない。災害で避難しなさいというときは強がらず早く避難したほうがいい。怖がりになったほうがいい。自然には敵わない」
住民らは碑に花を手向け、災害の教訓を改めて胸に刻んでいました。














