操業から83年 初の大規模改修へ

しかし、被爆建物をはじめとして、車両所内は老朽化が顕著になっています。建物は雨漏りしている場所があるほか、空調面、動線にも課題があり、労働環境の改善は急務。

そのためJR貨物は7月から、操業以来初めてとなる広島車両所の大規模改修に踏み切ります。80年以上続いている車両の検査は工事中も続けるため、建物の解体や新築は段階的に実施。

最も大きい被爆建物「第1主棟」も、2030年頃には解体されて姿を消す見込みで、全体が完成するのは10年後、2035年の予定です。

改修に携わるJR貨物の本社車両部・井上臣也サブリーダーは「令和に作られた車両所は無いため、フラッグシップのような車両所として今後もJR貨物を背負ってほしい」と期待を込めます。