青森県内で相次ぐクマの出没や、人身被害受け、各地で対策が進められています。十和田市は南八甲田にある登山道を当面閉鎖すると発表したほか、青森市では8日に関係者を集めた緊急銃猟の訓練が行われました。

八甲田山系では6月、タケノコ採りをしていた女性がクマに足をかまれけがをしたほか、クマに襲われたとみられる男性の遺体が発見されるなど、人身被害が相次ぎました。

これを受け、7月から県と青森市が管理する5つの登山道が閉鎖されています。

こうした中で十和田市は7日、登山客の安全面を考慮して十和田八幡平国立公園にある長さ約5.1kmの「蔦・赤沼登山道」の閉鎖を発表しました。

今後、県と青森市が管理する登山道の対応を見ながら、解除する時期を決める方針です。

一方、2026年5月に中心街の建物に居座ったクマに対して緊急銃猟を行った青森市では、警察や消防・猟友会などが青森市原別の住宅街を流れる川の近くでクマが出没したことを想定した緊急銃猟の実地訓練を行いました。

訓練では、ドローンを使って上空からクマを監視したほか、緊急銃猟の必須条件を満たしているかを確認するなどして河川敷でクマを仕留めました。

青森市 西秀記 市長
「安全性が確保できるかを確認したうえで、スピーディーに緊急銃猟が行える、そういう体制が作れるようになっていくと期待しています」

市は、緊急銃猟を行う上で、関係機関の連係が重要であることから今後も訓練を開催していく方針を示しました。

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