監督も信頼寄せる“チームの頭脳”
全体練習が始まるのは、午後4時半です。この日プルペン入りしたのは、春の快進撃を支えたタイプの異なる投手陣です。
キレのある直球とカーブ、スライダー、チェンジアップの3種類の変化球を駆使する2年生エース・鈴木健太郎投手。180センチを超える長身から投げ下ろす多田雅大投手。さらに、サイドスローの本多慶弥投手と、アンダースローの本間俊之介投手がバッターを翻弄します。

一方、打線は春の県大会でチーム打率2割3分8厘ながらチャンスを確実にものにしてきました。パンチ力と確実性を備え、春の県大会で2本の2塁打を放った3番・小坂選手と、チームトップの打率5割、5打点を叩き出した4番・渡邉昇太選手が打線を牽引します。
小坂太陽選手「長打は少なかったが、ヒットでもフォアボールでもいいからつなぐことを意識して、チャンスを作って一本それがうまくはまったのが春の大会だった」
圧倒的な野球センスで、高校入学後すぐに試合に出場した小坂選手。異例ともいえる抜擢に踏み切った矢部恭平監督は、小坂選手を「チームの頭脳」と全幅の信頼を寄せます。

矢部恭平監督「彼の意見も聞きながら、作戦を立てたり、ピッチャーの状況だったり、守備位置だったり、相談しながら決めることも多い」














