品川と名古屋を40分で結ぶ、リニア中央新幹線が大きな節目を迎えました。長年、こう着状態が続いていた静岡県内の工区について、鈴木知事が着工を容認すると表明。“夢の超特急”は走り出す日が近づいたようです。

※動画内で紹介したアンケートは8日午前8時で終了します。

静岡県知事「容認」リニア新幹線“着工”へ

1962年に研究が始まった“夢の超特急”。日本の新たな大動脈を作るプロジェクトが、ついに大きな節目を迎えました。

静岡県 鈴木康友 知事
「リニア中央新幹線工事にかかる自然環境保全協定を、事業者である『JR東海』と締結することといたします」

長年、こう着状態が続いていたリニア建設。7日、静岡県の鈴木知事は、県内を通る工区の着工を容認する考えを表明しました。

静岡県 鈴木康友 知事
「全体として、地域住民の皆さまの理解は進んだものと認識した」

リニア中央新幹線は、東海道新幹線に続く「次世代の高速鉄道」。

超電導磁石を使った技術により、最高時速は500km。現在、約1時間半かかる品川と名古屋の間を、最短40分で移動可能にします。

当初は、2027年の開業を目指し、2014年の工事実施計画の認可後、各地で工事が進められてきました。

リニアの「停車駅」となる神奈川県相模原市では、新駅の建設作業が進められており、ショベルカーが休むことなく稼働しています。地下約30mの深さに建設される、巨大な新駅。着々と工事が進み、全体の輪郭が見え始めています。

相模原市民
「名古屋・大阪まで40分とか1時間以内で行けるので、自分は楽しみにしている」

相模原市民
「遠くに行くのが気軽な時代が来るのはすごく楽しみだなって」
――行きたいところは?
「名古屋城とか、カツ食べたい」

一方、静岡県内を通るルートについては、そもそも工事が始まっていませんでした。空白の「8.9km」になっていたのです。