特別な思い胸に…

一方、攻撃で流れを呼び込むのは、1番バッターの松嶋竜汰選手(3年)選手。

思い切りの良さと、決してひるまない姿勢でチームを勢いづける、頼れる切り込み隊長です。

高岡高校 松嶋竜汰選手(3年)
「春の大会は、自分自身大切な場面で一本打てなかったので、その悔しさを胸に今練習に励んでいます。僕がチームに流れを呼んで甲子園に行けるように頑張ります」

そしてこの夏、特別な思いを胸に打席に立つ選手がいます。

センターを守る前田隼誠選手(3年)です。

前田選手が大切にしてきたバッティンググローブ。そこには、ある文字が刻まれています。

高岡高校 前田隼誠選手(3年)
「高校1年生のときに母が亡くなったんですけど、その1か月前に、母がバッティンググローブを買ったときに『名前を書いてあげようか?』と言ってくれて書いてもらって」

高校に入学してまもなく、最愛の母・涼子さんが肺がんで他界。

一時は野球を辞めることも考えたという前田選手。

それでも、前を向いて白球を追いかけ続けたのには、理由がありました。

高岡高校 前田隼誠選手(3年)
「小、中と野球をやっていたんですけど、ずっと毎日応援してくれて。多分どの親よりも大きい声出して応援してくれていたんですよ」