前知事の発言でJR東海との対立は先鋭化

<川勝平太 前静岡県知事>※2017年
「工事によって何のメリットもありません。この工事を静岡県下ですることに対し、断固猛省を求めたい。考え直せということです」
川勝平太前知事の発言でJR東海との対立は先鋭化し、国家プロジェクト、リニア中央新幹線をめぐる議論はこう着状態に陥りました。
県とJR東海の対立の根っこにあるのは大井川の水。住民62万人が使う水、そして農業や工業用水としても届けられていて、「命の水」ともいわれています。
<川勝平太前知事>
「地表水地下水一滴も譲らない静岡県に関してはリニアは不要である」
<染谷絹代 島田市長>
「水を大切にしてきた思い、大井川の水が経済活動の根幹であることを鑑みると一滴たりとも失うことがあってはならない」
リニアのトンネル工事によって大井川の流量が減る恐れがあり、JR東海の水対策に川勝前知事や流域が反発。認可を出した国交省も「調整役」として参加し、まさに国も巻き込んだ議論に発展しました。
<モニタリング会議 矢野弘典座長>※2024年
「二つの有識者会議の報告への評価が事業主体のJRと許認可権を持つ静岡県ではかなりの隔たりがあります。それを埋めない限りは事業は一歩も進みません」














