「冷静さを失っていた」被害者が語る巧妙な手口

ニュースも含めいろいろな場面で特殊詐欺に関する注意が呼びかけられていますが、なぜ、こんなに多くの人がだまされてしまうか?
県内で特殊詐欺の被害に遭った男性は「冷静さを失っていた」と当時を振り返っています。

特殊詐欺の実際の音声:
「資金構成証明調査を行うにあたって、○○さんの身分証明書を送っていただきたいんですよ」

仙台市内に住む50代の男性です。2026年4月「電話料金の未払いがある」という嘘の電話がかかってきたことをきっかけに、警察官を名乗る男らから「あなたを逮捕する」などと言われたといいます。
警察手帳を見せられたことなどもあり、話を信じてしまいました。

被害を受けた50代男性:
「無実潔白を証明することが優先。質問に対して答えて問題解決が先行しているので、偽警察官であると判断する冷静さは欠けていた」

その後、男性は、ネットバンキングで100万円を送金。被害に気が付いたのは、その後でした。

被害を受けた50代男性:
「現金を指示のあった口座に移すなど警察はやらないと聞いた。そういうことを認識できていれば、冷静に判断できたと思う」

実際に会ってはいなくても、警察手帳を見せたり、複数の人が電話をかけたり…。こうした巧妙な手口で不安や焦りなど人の気持ちにつけこむのが特徴です。