福岡管区気象台は5日、九州北部地方(山口県を含む)気象解説情報(大雨・落雷・突風)を発表しました。(5日午後4時19分発表)

九州北部地方では、6日夕方にかけて土砂災害に、5日夜遅くにかけて低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、長崎県では、線状降水帯直前予測を発表しています。今後線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

気象概況

華中からのびる梅雨前線が、6日にかけて九州北部地方から対馬海峡にほとんど停滞する予想で、九州北部地方では前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、引き続き大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

このため九州北部地方では、6日朝にかけて雷を伴った激しい雨が降り、特に6日明け方にかけては非常に激しい雨が降る所があり、大雨となるおそれがあります。また、6日夕方にかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあります。

雨の実況

降り始め(3日午前8時)から5日午後3時までの降水量(アメダスによる速報値)
  山口県
   下関市竹崎    103.5ミリ
   下松        93.0ミリ
  福岡県
   久留米市津福本町 151.5ミリ
   添田町野田    150.5ミリ
  大分県
   日田市三本松   146.5ミリ
   大分市長浜    129.5ミリ
  佐賀県
   佐賀市北山    164.5ミリ
   鳥栖       156.0ミリ
  熊本県
   阿蘇市阿蘇乙姫  160.0ミリ
   八代市平山新町  155.5ミリ
  長崎県
   松浦       130.5ミリ
   平戸       126.5ミリ

雨の予想

5日から6日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
  山口県 40ミリ
  福岡県 50ミリ
  佐賀県 50ミリ
  長崎県 70ミリ
  大分県 50ミリ
  熊本県 60ミリ

5日午後6時から6日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  山口県 120ミリ
  福岡県 150ミリ
  佐賀県 150ミリ
  長崎県 200ミリ
  大分県 150ミリ
  熊本県 150ミリ

線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

防災事項

土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。