2026年で生誕120年を迎える新潟市出身の作家・坂口安吾。
その功績をあらためて見つめ直すフォーラムが4日、新潟市で開かれました。

このフォーラムは坂口安吾を新潟市名誉市民にしようと活動する市民団体が開いたものです。安吾の作品に影響を受けたという作家の荻野アンナさん(69)が200人の参加者を前に基調講演し、その魅力を語りました。

【作家・荻野アンナさん】
「これは安吾の色紙です。達筆ですよね」

人の本質を独自の視点で描いた代表作、「堕落論」や「白痴」で知られる坂口安吾。市民団体は安吾を名誉市民にして展示施設を整備することで、その思想を未来に継承したいと活動しています。

【作家 荻野アンナさん】
「安吾というのは直球勝負の作家のように見えますが、実はストレートじゃなくて変化球、かなりねじれている」

【坂口安吾を新潟市名誉市民にする会 篠田昭 顧問】
「『日本文化私観』、あの本に高校3年生だったか、初めて安吾さんの本を読みました。びっくりしました」

フォーラムでは安吾の作品に触れながら、功績や文学への理解を深めていました。