2.特効薬はない。基本は「食う・寝る・遊ぶ」のバランス
「これを食べれば免疫力が上がる」といった情報について、栁先生は「悪くはないんだけど、特効薬ではない。それさえ飲んでいれば、食べていれば大丈夫というわけではない」と話します。
その上で、一般に「免疫力を高める」と表現される生活習慣として「睡眠」「運動」「食事」の重要性を挙げました。
▼睡眠:
まず睡眠を挙げ、栁先生は2016年にアメリカの睡眠医学会などがまとめた報告(赤ちゃんから17歳を対象)を紹介しました。
「8時間以上ちゃんと寝ている子は、炎症のマーカーが上がらず、免疫に関係しているといわれています」と説明し、睡眠中に免疫細胞が感染への備えをしてくれることにも触れ、「よく寝ること」が大切だと話しました。
▼運動:
栁先生は、「日頃から体をよく動かしている子どもほど、炎症を起こしにくい」とする2021年の研究を紹介しました。ただし、アスリートのように体を追い込む運動は、逆に免疫機能が低下するため、「元気よく遊んで、体を動かして遊ぶ」ことが大事であると指摘しました。
▼食事:
タンパク質、鉄、亜鉛、ビタミンなど、どれも重要なため「好き嫌いなく、バランスよく食べる。これに尽きますね」と話し、最後に「食う、寝る、遊ぶです」と表現しました。














