「メディアやSNSなどでよく聞く『子どもの免疫力を上げる方法』って本当にありますか?また、サプリなどに頼るのはよくないことですか?」

NBCラジオ『あさかラ』の「子どもの健康相談室」に寄せられたこの質問に、長崎市のやなぎクリニック・栁忠宏先生は「確かによく使うし、聞きますよね」と話した上で、「でも、医学用語ではないんですよね」と説明しました。

栁先生は、「免疫力」は医学用語ではなく、医学的には白血球やリンパ球、抗体などが働く「免疫」の仕組みがあると説明しました。
その上で、一般に「免疫力を高める」と表現される生活習慣やサプリメントとの付き合い方について、3つのポイントに分けて解説しました。

1.「免疫力が高い」のイメージと 鼻や喉の「バリア機能」

一般的に「免疫力が高い」というと、風邪を引きにくい、お腹を壊しにくい、病気が早く治るといったイメージを持たれがちです。

栁先生は「ほとんどの人は(免疫システムが)正常に活動している」とした上で、ウイルスや細菌の侵入に関わる鼻や喉、腸の粘膜などの「バリア機能」も重要だと説明しました。

その上で、「『うちの子は免疫力が弱いのかも』と感じる背景には、鼻や喉の粘膜が弱いなど、こうしたバリア機能の状態も含まれるのではないか」と話しました。