「ひっくり返らない」──船舶工学をそのまま応用

見た目は非常にシンプルですが、水中ではゆっくりと安定して進みます。


その秘密は、船舶工学の基本原理を応用した部材配置です。モーターなど重い部品を下側に、浮力を生むフロートを上側に配置することで、自然と姿勢が安定する構造になっています。松岡教授はこう説明します。

「重量物であるモーターが下で、浮きが上になっています。このバランスだと海中ではひっくり返りません。」

操作も驚くほど簡単です。コントローラーは100円ショップのプラスチックケースを加工したもの。


スイッチはわずか3つで、浮上・潜航、左右旋回、前進・後進を直感的に操作できます。あえて自動航行や障害物回避センサーなどは搭載せず、「必要な機能だけ」に絞りました。














