ソフトバンクの中村晃が今季限りで現役を引退することが3日わかった。引退会見はこのあと行われる。

2007年の高校生ドラフト3位で、帝京高校から入団した中村晃。プロ6年目の2013年からレギュラーに定着すると、2014年には自身初となる最多安打のタイトルを獲得した。

守備位置を外野からファーストへと転向した2020年からは、4年連続でゴールデン・グラブを受賞。守備の名手としても輝きを放った。

2024年の小久保監督就任以降は、代打の切り札としての役割を任された一方、レギュラー選手に不調や故障があった際にはスタメンでも出場、去年8月にはプロ通算1500安打も達成した。

今季は開幕1軍に名を連ね、主に代打で23試合に出場するも、不振により先月9日に登録抹消。小久保監督は「シーズン終盤の大事な場面で復帰して欲しい」とコメントしていた。

決して多くは語らない寡黙な人柄だが、常に全力プレーを怠らない姿勢でホークスの精神的支柱としても大きな存在感を放った。

お馴染みの登場曲がかかれば、球場の雰囲気が一変する。ファンからも愛され、鷹の黄金期を支えた職人気質のバットマンが19年の現役生活に幕をおろす。