青森県内で最大震度6強の揺れを観測した地震から2日で1週間です。
最新の被害まとめでは15人がけが、建物被害は793棟に上っています。被害のあった八戸市の銭湯では、いまも営業が出来ない状態が続いています。

剥がれ落ちた天井、大きなひびが入った壁のタイル…。
地震の被害の爪あとが一週間たった今も、くっきりと残っています。

6月25日の地震で震度6弱の揺れを観測した八戸市湊町の銭湯「柳湯」です。

柳湯 店主 中道由紀子さん
「この危険な状態を直さないと、とてもオープンできる状態じゃないので、業者にはまだ見てもらえてなく、いつ再開できるかはまだわからないです」

地震当日は常連客など20人が利用していましたが、幸いけが人はでませんでした。

ただ現在、銭湯の入り口には休業を知らせる貼り紙が…。
約75年前に営業を始め、30年ほど前の改修を経て親しまれてきた浴場の光景は一変しました。

柳湯 店主 中道由紀子さん
「何度か大きな地震を経験しましたけど、ここまで壊れたのは初めてなんですよ。だから、体感的にも、この被害状況から見ても、今までの地震とはレベルが違うっていう感じを受けました」

地震前の状態に戻すには数千万円がかかる見通しで、浴室のなかでも被害が比較的軽かった洗い場などの修繕作業を進め、営業再開を目指しています。

柳湯 店主 中道由紀子さん
「(利用客から)『いつやるの?』とか『待っているよ』とか。『やっぱり柳湯じゃなくちゃなんか気持ちが良くないんだよ』とかっていう電話をたくんさんもらったので、それを励みに、もう1回がんばってみようかなという気持ちにはなっています」

県によりますと、地震によってけがをした人は15人、建物被害は793棟に上り、八戸市が明らかにした被害額は6月30日時点で8194万円となっています。

ただ、建物被害や観光施設などはこれに含まれておらず、復旧は道半ばとなっています。

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