鮭、茶、木彫堆朱、村上大祭。新潟県村上市に受け継がれてきた文化の根っこには、広大な森があります。
森を守ることは、暮らしと伝統を守ること。
次の世代へつなごうとする人々の姿を追いました。
村上の文化を支えてきた“ある存在”
新潟県の最北端に位置する城下町、村上市。かつての面影を残す歴史ある街並みには、古くから受け継がれてきた豊かな伝統文化が息づいています。
村上の代名詞ともいえる、母なる川「三面川(みおもてがわ)」を旅して戻る鮭、「いよぼや」の文化。江戸時代から400年以上の歴史を誇る、北限の茶処としてのお茶の文化。そして、精巧な職人技が光る伝統工芸品「村上木彫堆朱(きぼりついしゅ)」。
一見、それぞれ独立しているように見えるこれらの特産品や文化ですが、実はすべて「ある一つの存在」によって育まれ、支えられています。
それが、村上の広大な「森」です。
食も、工芸も、祭りの熱気も。すべては森から始まっていると言っても過言ではありません。














