日本が南米諸国と交渉を始めたEPA・経済連携協定をめぐり、宮崎県内でも影響が懸念されています。
こうしたなか、JAグループは県に対し、配慮などを求める緊急要請をしました。

ブラジルなど南米各国が加盟する関税同盟「メルコスール」は、日本との、「EPA」経済連携協定の締結に向けた交渉開始を決めています。

1日は、JAみやざきやJA共済連宮崎の関係者が県庁を訪れ、河野知事にこのメルコスールとの交渉に対する緊急の要請書を手渡しました。

メルコスール諸国は食肉や穀物の世界有数の産地で、要請書では、県内の畜産農家らが、交渉の先行きに不安を感じているとして、農業分野に十分な配慮をするよう求めています。

(JAみやざき 栗原俊朗組合長)
「輸入される肉が(1キロ)1000円以下で入ってくるのではという予測もある。そういうことになれば、国産の肉はほとんど売れない。断固、反対したい。農産物は絶対守るという気持ちで交渉してほしい」

メルコスールとの協定が締結されれば、日本にとってTPP環太平洋パートナーシップ協定やEUとの経済連携協定以来の大型協定となります。