シリーズ「100万人の分岐点~人口減少社会を生きる~」。
前回に引き続き、宮崎県内の「県立高校離れ」について考えます。

今回、注目するのは、全校生徒数が221人と定員の6割程度に留まるえびの市の飯野高校です。
飯野高校は生徒確保策の一つとして「全国募集枠」を設けています。

取材の中で見えてきたのは、単なる人数確保に留まらない「地域とのつながり」でした。

外から覚悟を持ってくる子たち

えびの市唯一の県立高校、飯野高校。

少子化による生徒の減少に歯止めをかけるべく、2019年度から宮崎県外から生徒を募集する「全国枠」制度を県内で初めてスタート。

全国枠の導入後の8年間で、19都道府県から46人の生徒を受け入れました。

(古田とわアナウンサー)
「実際に全国枠があることで効果が生まれていると感じられる部分はありますか?」
(飯野高校キャリア支援部長 梅北瑞輝教諭)
「(全国枠の生徒は)外から覚悟を持ってくる子たちなので、何かしら3年間頑張るんだという思いを持って来ている。そういう意味では、地元の子に対しても大いに刺激になる」