6月20日から九州・沖縄で実施された日米共同訓練が30日終了しました。米海兵隊は米軍の兵器を自衛隊の輸送機を使って離島などに展開する方針を強調しています。
日米およそ9600人の隊員が参加した共同訓練、「レゾリュート・ドラゴン」は30日、最終日を迎え、金武町のキャンプ・ハンセンで終了式が行われました。
2026年の沖縄での訓練は、災害時における患者の輸送などの「災害対処訓練」と位置付けられていましたが、宮古島や県内の米軍基地に初めて陸上自衛隊のオスプレイが飛来するなど、日米共同での装備の展開が進められました。
西部方面総監・鳥海誠司陸将:
「米軍施設も含めて、いかなる場所でも能力を発揮し得るよう体制を構築するため、今回のような訓練は非常に意義のあるものと考えております」
第三海兵遠征軍司令官ロジャー・ターナー中将:
「インフラを共有し、航空戦力を統合することで、米軍と自衛隊は、一つの統一されたチームとして迅速に集結し、調整し、対応できることを示し、日米の共同即応態勢を強化した」
日米の司令官はこのように述べ、米軍基地の共同使用などを通して、南西諸島の防衛力向上を目指すことを強調しました。
米海兵隊は、射程およそ200キロメートルの地対艦ミサイルNMESIS(ネメシス)と、短距離防空システムMADIS(マディス)を県内に配備していて、有事の際には、これらの兵器を自衛隊の輸送協力を得て各離島などに展開することができると運用の方針を明らかにしました。














