八戸市の櫛引八幡宮(くしひきはちまんぐう)で居合道(いあいどう)の初抜会(はつぬきかい)が開かれ、張りつめた空気の中、剣士たちが演武を披露しました。

初抜会は青森県居合道連盟が剣士たちの技の向上などを願って、毎年この時期に行っています。15日は青森県と岩手県から21人が参加して、無双直伝英信流(むそうじきでんえいしんりゅう)と八戸藩にも伝わっていた神道無念流(しんとうむねんりゅう)の2つの流派が演武を奉納しました。

※県居合道連盟 五戸敏明会長
「昔は武運長久と言ったのでしょうけれども、いまは技の向上、健康で稽古にはげめるように祈願して毎年やってる」

静寂の中、神社には鋭い掛け声と振り下ろす刀の音が響いていました。