身勝手な、現実的な人間と言いますかね。
教育ママでしたしね。
歩に言われたことがある。
「お母さんって点数だけ取ってたらいいんだよね。 お母さんってそういう人よね」
まあほんとね、娘にそう思われていたんだと思ったら、なんと残念な親と言いますか。
でも言われてもしょうがないかなとも思います。

大切な歩を亡くして、たくさんの人に支えていただいて、人が死ぬとか生きるとか、それを正面から考えてみて、私ね、もう本当に大事なものを間違えて生きてきたんかな。
本当に大事なものから目をそらして生きてきたんじゃないのかな、そんなふうに思ったんです。
生きてるとつらいこと、悲しいことにぶつかります。
どん底っていうときがある。私はそのどん底だったときに、1人ではありませんでした。
私がほんとに大事だと思ったのは、人と人が支え合うということ。
支え合う中で相手のことを思ったり、自分自身が今の仕事も一生懸命生きれたり、そういう生き方ができたら素晴らしいって思うんです。
お金とかね、地とか財産とか、権力とか、学校の成績とかね、そういうものじゃないの。
心の中にあって、死んだときにそう思っていけそうな、そういうものが本当に大事だと思えて。
で、究極の選択のときにそちら取れるって思ったら、なんかそれまで何気なく過ごしてきたことを本当に大きな喜びとして感じられるように、自分が変わった気がしたんです。

ちっちゃな子が「おばちゃん、こんにちは」って挨拶してくれたとか、そういう人との出会いだったり、小さな親切だったり、そういうことでとっても心が明るくなりました。
人間だけじゃなくて、動物とか植物とか、自然に対しても優しい気持ちが持てたり。
自分もなんかやってみようかな、挑むとか、勇気が湧いてきたり。
何かを大事にすることで、幸せって思えたり。
皆さんが本当に大事なものが何なのか、ぜひ考えてみてくださいね。
幸せはいつも自分の心が決める。
これは書家で詩人の相田みつをさんの言葉です。
幸せを感じるということで、事件や事故が起きても少なくなっていくことを私は願っております。
中学生の皆さんには、ぜひね、生きている幸せ、今生きていることがこんなに幸せだ、それをいっぱい感じて生きていただきたいと思います。














