なぜナメクジが這ったあとに模様が?
──コンクリートブロックや外壁をよく見ると、白っぽい線や不思議な模様が描かれていることがありますが、なぜ?
(東洋産業 大野竜徳さん)
「自然にできたわけでもなければ人のいたずらでもありません。実はこれ、ナメクジやカタツムリが食事をした跡かもしれません。
ナメクジには私たちのように歯はありません。
その代わりに、歯舌(しぜつ)という器官を持っています。これは舌の表面に何千本もの小さな歯が並んだ、いわば天然のヤスリです。
口をもぐもぐ動かしながらコケや藻類を削り取るようになめとりながら食べるため、壁面にはコケなどが削られた独特の模様が残ります。
一見すると誰かの落書きのようですが、実は夜中に活動した小さな芸術家の作品なのです」














