最大震度6強の地震から一夜明け、被害が徐々に明らかになってきています。
26日午後のまとめで、青森県内のけが人は10人、建物被害は366棟にのぼっています。

最大震度6強が県内を襲った25日の地震。
八戸市の中心街にあり、外壁が剥がれ鉄骨が剥き出しになったポストアビル。崩落する瞬間を目の当たりにした人がいました。

ビルの外壁崩落を見た人
「先輩の方へ行ったら、ちょうど(ビルの)後ろのほうの壁がバーっと落ちてきて、けっこう怖かったです」
Q.どんな音がしましたか?
「ガガガガガ…みたいな」

「逃げるときに、ちょうど壁が落ちてきたときだったので、粉とかが目に入って、痛かったです」

八戸市南郷にある島守市民サービスセンターは、壁が剥がれるなどの被害がありました。

市川麻耶 キャスター
「こちらの建物は壁が剥がれ、幅およそ2mの穴が空いています」

センターは、築46年で2階の部屋では天井の板が落ち、床には破片が散乱していました。

また、被害は八戸市妙地区にある特別養護老人ホーム「福寿草」でも発生しました。

特別養護老人ホーム「福寿草」 森忠義 副施設長
「(室外機)は25台倒れました」

こちらの施設では、地震が発生した時に職員と利用者あわせて約120人がいました。なかでも被害が大きいのはエアコンの室外機で、50台のうち半分の25台が倒れました。

倒れた物を直すには、重機を屋上に入れなければなりません。

特別養護老人ホーム「福寿草」 森忠義 副施設長
Q.入居者の方はエアコンが使えない状況?
「窓を開けている。まだ気温は今日は大丈夫なので…。時間がかかると思うので、7月をどう乗り切ろうかなと…」

また、風呂場と廊下の窓ガラスがあわせて3枚割れていて、直すのに3週間ほどかかると言われたということです。

このほかにも、職員用の階段は壁がはがれて危険な状態となっていたため、25日に業者に対応してもらいました。

被害は八戸市の住宅でも深刻で、市民は片づけに追われています。
地震の対策はしましたが、被害は防げなかったということです。

八戸市の住民
「こんなに棚が倒れたのは初めてです。これから、どう地震対策を強化しようかと。そこがすごく重要だと思います。12月・4月の地震のあとに、だいぶ対策はしたんですけれども、それが無意味なくらい、ぐちゃぐちゃになりましたので…」

地震の被害は、26日午後2時現在で県内のけが人は10人、建物被害は366棟にのぼり、被害の爪あとが浮き彫りになってきています。

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