キリスト教の信者が多いことから「中国のエルサレム」とも呼ばれる東部・浙江省温州市で、教会が強制的に取り壊されたと香港メディアが報じました。
煙を上げ、崩れ落ちる教会。
香港メディアによりますと、中国東部・浙江省温州市で11日、キリスト教の教会が強制的に取り壊されました。市の政府は信者らと一切交渉することなく、住宅の建設のため一方的に解体したということです。SNSには、警察が抗議の声をあげる信者を取り締まる様子が投稿されています。
浙江省温州市はキリスト教の信者が多く、「中国のエルサレム」とも呼ばれていますが、再開発や違法建築を理由に教会の取り壊しが続いています。
キリスト教の影響力が増すことを中国共産党が警戒している可能性があります。
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