弾道ミサイルの飛来を想定した住民避難訓練が15日、大分・中津市で行われ、参加者が非常時にとるべき行動について確認しました。
この訓練は、国と大分県、中津市が初めて共同で実施したもので、各関係機関のほか、地元住民らあわせて180人が参加しました。
訓練は、他国から弾道ミサイルが発射され、日本に落下や通過の可能性があるという想定で行われました。
訓練では、ミサイル発射のJアラートが鳴ると、住民が市の職員の誘導に従って建物の中に退避。姿勢を低くし、物陰に身を隠しながら、ミサイルが通過するのを待ちました。
中津市の担当者は、今後もこうした取り組みを通して、「市民に自然災害を含めた非常時の避難行動を啓発していきたい」と話しています。