G7の5か国訪問を終えた岸田総理は、訪問先のアメリカ・ワシントンで会見しました。韓国の徴用工問題をめぐって、日本企業に代わって財団が支払いを行う案を韓国側が示していることについて、岸田総理は「韓国国内の具体的な動きにひとつひとつコメントするのは控えるが、昨年の日韓首脳会談での首脳間の合意があり、関係当局・外交当局が努力している。ぜひこの努力を続けてもらいたい」とコメントしました。

また、今年5月のG7広島サミットの前に中国との間で首脳会談を行う可能性について、「先般の日中首脳会談で、あらゆるレベルで緊密に意思疎通していくと一致しているが、今後について現時点で具体的なものが決まっているものはない」と述べました。