リニア中央新幹線の静岡工区の着工に向けた動きが加速する中、6月25日、静岡県の鈴木康友知事と愛知県の大村秀章知事が静岡県庁で面会しました。

大村知事はリニア沿線の知事らでつくる「リニア中央新幹線建設促進期成同盟会」の会長を務めていて、面会の冒頭では「リニア新幹線もよろしくお願いします」と鈴木知事に伝えたということです。

6月25日午後、愛知県の大村秀章知事が静岡県庁を訪れて鈴木知事と面会し、2026年9月に愛知県で開催されるアジア競技大会についてPRしました。

大村知事は、面会後、報道陣の取材に対して「私はリニア中央新幹線の建設同盟会の会長なので冒頭、『リニア新幹線も1つよろしくお願いします』ということは申し上げました。ただそれだけで、あとは本題のアジア大会、うちの組織委員会のメンバーも一緒に来ていますので」と述べました。

リニア新幹線の静岡工区をめぐっては、鈴木知事がJR東海の丹羽俊介社長と7月1日に面会することが決まっています。丹羽社長は、JR東海が6月22日まで実施していた静岡市や大井川流域の自治体での住民説明会の状況について説明する予定です。

また、関係者によりますと、鈴木康友知事は着工を容認することを7月7日に表明する見通しで、7月中に着工に必要な自然環境保全条例に基づく協定をJR東海と結ぶ方向で調整しています。

こうした状況の中、大村知事は6月25日の報道陣の取材に対して、「リニア中央新幹線の静岡工区が着工になるということであれば、東京ー名古屋の全線開業に向けて大きな一歩になるので望ましいことだと。地元の皆さんとよく協議していただいて、丁寧に説明していただいて、納得していただくことが望ましいこと」と述べました。