③微生物学的検査(菌検査)

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診断の中心となるのは培養検査です。ただし、「菌が見つかった=診断確定」ではありません。たまたま喉にいただけの可能性を排除するために、2回以上同じ菌が確認される必要があります。

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  • 喀痰塗抹(顕微鏡検査): 陽性なら菌量が多いことを示します。ただしMACは塗抹陰性のことが多いため注意が必要です。

  • 喀痰培養: MAC菌が2回以上検出されると診断に近づきます。ただし培養には数週間かかります。

  • 気管支鏡検査(BAL): 痰が出ない人や診断を急ぐ場合に実施します。1回の陽性で細菌学的基準を満たします。

2024年からは、血液検査や胃液の検査からも暫定的に診断できるようになっています(2024年日本結核・非結核性抗酸菌症学会・日本呼吸器学会改訂「新しい肺NTM症診断基準」より)。

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この記事は、第101回日本結核・非結核性抗酸菌症学会市民公開講座(岡山県健康づくり財団附属病院 西井研治院長)の講演内容をもとに構成しています。

【徹底解説①】症状:「初期の約70%に自覚症状なし」
【徹底解説②】診断:「菌がみつかった=診断確定」ではないことも
【徹底解説③】治療:「標準治療は?副作用は?」
【徹底解説④】予防:「身近なところにいる菌を避けるには?」