凛とした空気の中、サムライの心を受け継ぐ「茶道 石州流」を学ぶ若者たち。

総合文化部 茶華道班 部長 藤井さん
「いいお茶を飲んでいただけるように、『ひとつひとつをていねいに』を心がけて行っています」

川口高校は自然豊かな奥会津 金山町にあります。
充実した少人数教育が受けられ、部活動も活発です。

総合文化部 茶華道班のメンバーは8人。全員、高校から始めた初心者です。
高校に着任した先生たちを歓迎するお茶会や、地元金山町が開くイベントでお客様をお茶でもてなすなど、幅広く活動しています。
部活動の指導は、地元金山町に住む茶道の先生です。

部活動は週に2回で、茶道と華道を稽古しています。
生徒が腰に結んだ紐は、袴の紐の代わりです。
石州流は武家の茶道で、まるで袴を着けているかのように、堂々と立ち振る舞わなければなりません。

特徴的なのは拳を握ったまま挨拶することです。
2年生の稽古です。
―工藤さん
「先輩方とか、自分より上手な方の稽古を見て、先輩のここが上手だなとか見て学ぶことを心掛けています」

サムライのように・・・堂々と。
―豊崎さん
「昔の武士の人たちの気持ちを考えながらできる、武士になったつもりでやっています、お点前を」

楽しみは甘いお菓子。
『お点前頂戴します』
―手代木さん
「お菓子がないとそのままお茶の苦みがくるが、お菓子があると苦みが緩和されて
(お茶の)深みが味わえる」

茶道と華道、並行して稽古が進みます。
―武藤さん
「日本の文化にすごく興味があって、自分の目で確かめてみたい、という思いから始めました。日本の和の心というのは、教科書で言葉自体は知っていたんですが、自分の目で確かめてみて、素晴らしさがよくわかりました」

川口高校の特徴は「地域みらい留学」という制度で、全国から生徒を受け入れている点です。3年生の武藤さんも「地域みらい留学」で千葉県から入学したひとりです。
―武藤さん
「川口高校の良さは、人数が少ないので、ひとりひとりが自分の役割を意識して行動できる力が、身につくところです」
川口高校には近くに2つの寮があり、全校生徒76人のうち8割が寮生活を送っています。
茶道の先生から特訓を受けている新入部員の寺本さんは、埼玉県の出身。
―寺本さん
「基礎はちゃんとできてこそ応用につなげられると思うので、基礎は足し算引き算のごとくちゃんとできるようにしておきたい。(休日は)自然や観光地めぐりをして楽しい日々を過ごしています」

―山口さん
「この部活の魅力は、自分のペースで練習ができることと、雰囲気がいいので
居心地がいいなと思うところです」

『お服加減はいかがでしょうか』
『大変結構でございます』
『ステップ』
https://step-tuf.my.canva.site/
福島県内にて月~金曜日 夕方6時15分~放送中
(2026年6月24日放送回より)














