日本のアニメなどの海外進出を支援する「クールジャパン機構」が、540億円を超える累積損失を公表しました。経済産業省は、ファンドの統合や廃止を検討します。

クールジャパン機構は、2013年に日本のアニメや食文化の海外進出を支援する官民ファンドとして設立されました。

政府が掲げる成長戦略の柱の1つとされていましたが、投資した事業の不振が続いていて、きのう発表した2025年度の事業報告では、累積の赤字額が540億円を超えたことがわかりました。

クールジャパン機構を監督する経済産業省の赤沢大臣は、今月、赤字がさらに拡大した場合は「他の機関との統合または廃止を前提に具体的な道筋を検討する」と話していて、7月以降に有識者による会議で方向性を決める予定です。