小惑星探査機「はやぶさ2」が来月(7月)5日、地球からおよそ1億キロ離れた小惑星「トリフネ」から、およそ800メートルの地点を通過します。

JAXA=宇宙航空研究開発機構はきょう(24日)、記者会見し、小惑星探査機「はやぶさ2」が地球からおよそ1億キロ離れた小惑星「トリフネ」に接近すると説明しました。

「トリフネ」は大きさが長辺およそ800メートル、短辺およそ400メートルと見られていて、「はやぶさ2」は「トリフネ」から800メートルほどの距離を来月5日に通過する予定です。

担当者は「沖縄から北海道にある1円玉をレールガン(長距離砲)で射貫くくらいの難しさ」と話しています。

成功すれば「トリフネ」を観測できるだけでなく、今後、地球に衝突する可能性のある惑星などを感知した際に、探査機などを衝突させて軌道を変える「プラネタリーディフェンス(地球防衛)」につながるとしています。

JAXAによりますと、プラネタリーディフェンスは世界的にも新しい取り組みで、NASA=アメリカ航空宇宙局が2022年に実験した以外に例のない先駆的な取り組みだということです。