リニア中央新幹線の静岡工区について、静岡県の鈴木康友知事は県議会閉会日の7月7日に着工の容認を正式に表明し、7月12日に条例に基づく協定を締結する方向で最終調整していることが関係者への取材で分かりました。
リニア中央新幹線の静岡工区をめぐっては、2026年3月、着工の前提となる水資源や生態系に関する県とJR東海の対話が完了したことを受け、JR東海は5月26日から6月22日にかけて静岡市や大井川流域の10市町で住民説明会を行ないました。
鈴木知事は、6月23日の県議会6月定例会で「着工の判断に必要な材料は確実に整いつつあると認識しており、それほど遠くない時期に、何らかの考えをお示しできる」と述べました。
静岡工区の着工には、県とJR東海による県自然環境保全条例の協定の締結と、河川法や盛土規制法など法令手続きを終えることが条件となっています。
関係者によりますと、鈴木知事は県議会閉会日の7月7日に着工の容認を正式に表明し、法令の手続きなどが順調に進めば、7月12日にJR東海と県の自然環境保全条例に基づく協定を締結する方向で最終調整していることが分かりました。
また着工容認の表明前に、JR東海側からの説明を聞くため、7月1日に鈴木知事とJR東海の丹羽俊介社長との面会を調整しているということです。
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