いま、外国人経営者の多くが嘆き、苦しんでいます。

北海道空知の栗山町にあるネパール料理のレストラン「アース」です。
人気メニューはカレーにご飯・ナンのほか、サラダが入った盛りだくさんのセット。

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地元・栗山町や長沼町でとれた野菜やコメを使い、スパイスを掛け合わせた本場の料理を食べられると人気です。

常連客は...
「10年近く通ってる」
「本場の味がする」

ネパール人のオーナー、ギリ・ドゥルバさん(43)です。

2010年に来日し、苫小牧で車の販売会社に勤務していましたが、その後、自然や食の大切さに気づき10年前に「アース」をオープン。

今では札幌など北海道内に5つの店舗を展開する人気店に育てました。

そんなギリさんがいま頭を悩ませているのが…。

高市早苗総理(去年11月)
「一部の外国人による違法行為やルールの逸脱に対し、国民の皆さまが不安や不公平を感じる状況が生じていることもまた事実」

国は2025年10月、日本で会社をおこす外国人経営者のための在留資格=「経営・管理ビザ」の取得要件を改定しました。

元手となる資本金は500万円から6倍の3000万円に。
日本人もしくは外国人でも永住者の常勤職員を雇うことを義務付けるなど、これまでより格段に厳しくなったのです。

ネパールレストラン「アース」 ギリ・ドゥルバオーナー(43)
「日本人を探していますが、社員でちゃんとマネジメントしたいと思って探しているが、なかなか社員で働く人が見つかりづらい」

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なぜ、ここまで厳しくするのか。外国人のビザ申請を手がける札幌の行政書士は。

エニシア 深林恭広行政書士
「(経営・管理ビザは)金で買えるビザと言われたこともあった。一部の方の中には資本金を用意しただけで、なんとかビザを更新していって最終的に永住を取りたい」

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また、一部でペーパーカンパニーを設立し、日本の高額医療費制度を不正に利用する例もあり、こうした事態を防ぐ狙いがあります。

ただ、要件がクリアできなければ、倒産や帰国を余儀なくされるこの新たなルールには、副作用もあると専門家は指摘します。

エニシア 深林恭広行政書士
「これから日本に来たい。これから日本で勉強してそのまま住みたい人の選択肢を1つなくしてしまうことにつながっていると危惧」

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すでにビザを持っている人は2028年まで猶予がありますが、ビザの更新時期などを考えるとギリさんに残された時間はあと1年ほどだといいます。

ネパールレストラン「アース」 ギリ・ドゥルバオーナー(43)
「みんなで頑張って会社をよくしようと、モチベーションをあげてやるしかない」

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直面する新たな課題と闘う日々が続いています。