「皿」 詩:和合亮一 朗読:亀山真依アナウンサー
食べ物を盛るには
素敵なお皿が欲しい
とっておきの一枚には
美味しい夕食をのせたい
わたしはお皿を
準備することぐらいしかできない
ぜひ
あなたに
料理して欲しい
悲しいこと
辛いこと
やりきれないこと
わたしはお皿を並べて
お腹を空かせることしか
できないけど
あなたは
悲しみを
刻んだり
茹でたり
いためたり
笑ったり
作りすぎたり
涙を拭いたり
味つけしたり
ありがとう
一緒に
美味しいものを
いただきましょう

【熊本地震10年】震災を紡ぐ詩、声が届ける祈り。
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