14日から始まる大学入学共通テストを前に13日、大分市の高校で激励壮行会が行われ、受験生にエールが送られました。
大分市の県立大分舞鶴高校では3年生306人が大学入学共通テストにのぞみます。激励壮行会では進路が決まったラグビー部の部員らがニュージーランド代表の「ハカ」という踊りで受験生を鼓舞。
このあと各クラス担任が試験前の心構えについて工夫をこらしたあたたかいアドバイスを送りました。
会の最後には3年ぶりとなる伝統の「オーコール」で気持ちを高めました。
(受験生)「ラグビー部の仲間が鼓舞してくれてモチベーションがあがったし、応えないとという気持ちが強くなった」「自分が今までやってきたことをそのまますべて出せるように平常心でがんばる」
一方、試験会場となる大分大学では職員が受験番号などが書かれたシールを貼るなど準備が進められました。
大学では、去年の共通テストで受験生らが刃物で刺されたり受験生によって問題が流出したりした事件を受けて、会場警備の数や試験監督による巡視の回数を増やすなどの対応をとるということです。
大分県内では今年4つの大学で去年より107人少ない、3447人が受験する予定です。