「大学入学共通テスト」が14日から全国一斉に始まるのを前に、仙台市内で13日、会場の準備が行われました。
試験会場の一つ、青葉区の東北学院大学土樋キャンパスでは、教室の机に受験番号が書かれたシールを貼るなど準備が進められました。

去年、大阪府内の会場で試験中に問題が漏洩した事件を踏まえて、当日は電子機器の使用を厳しく制限するほか、試験中に見回りを行う職員を増やすなどの対応をとるということです。

東北学院大学・牧野悌也入試部長:
「ウェアラブル端末、スマートフォンなどを一斉に電源をオフにするということをやってしまわせるという対応をとる。(受験生は)あすは時間に余裕をもって会場に来ていただければ」

また、去年、東京大学前で受験生ら3人が切り付けられた事件を受け、この会場では、警察と協力し周辺の警戒を行います。

仙台市地下鉄は駅構内の巡視員を増やすほか、列車内にも職員を置き巡回するということです。

県内では、11の会場で行われおよそ▼8500人が14日、15日の2日間、試験に臨みます。














