今年2月、覚醒剤を譲り渡そうとした66歳の暴力団組員の男と、受け取ろうとした82歳の男が22日までにそれぞれ逮捕されました。
覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、埼玉県川口市の暴力団住吉会の構成員、奥野良幸容疑者66歳と札幌市中央区の無職、鈴木紀彦容疑者82歳の2人です。
奥野容疑者は、2月14日ごろ、埼玉県の自宅から営利目的で鈴木容疑者に覚醒剤を譲り渡そうと発送し、鈴木容疑者はそれを受け取ろうとした疑いが持たれています。
警察によりますと奥野容疑者は鈴木容疑者に約50グラム(末端価格およそ260万円分)の覚醒剤をレターパックで発送していました。
去年3月ごろから内偵捜査をしていた警察は、奥野容疑者が発送した情報をつかみ、札幌市内の郵便局で覚醒剤を押収し、裏付け捜査を進め、22日までに2人を逮捕しました。
警察によりますと、譲り受けようとした鈴木容疑者は、この事件とは別に2月にも覚醒剤所持の疑いで逮捕されていて、逮捕は今回で5回目です。
鈴木容疑者は、覚醒剤を売りさばく目的で奥野容疑者などから覚醒剤を入手していたとみられ、警察は鈴木容疑者からこれまでに覚醒剤188グラム(末端価格およそ1000万円)を押収したということです。
取り調べに対し、奥野容疑者と鈴木容疑者は今回の逮捕容疑について「身に覚えがありません」「受け取っていないので納得できません」と2人とも容疑を否認しています。
また警察は、鈴木容疑者から覚醒剤を購入していた50歳から75歳の男女11人も覚醒剤取締法違反で逮捕しているということです。
警察は、鈴木容疑者が奥野容疑者以外からも覚醒剤を入手していた可能性があると見て覚醒剤の流通経路や金の流れなどを調べています。














