北海道函館市で市営の競輪場の売上金およそ150万円をだまし取った疑いで逮捕された市職員の男について函館市は、22日付で懲戒免職としました。
懲戒免職となったのは、函館市競輪事業部の職員・近藤樹容疑者(28)です。
函館市によりますと、近藤容疑者は2025年の8月から10月にかけて、市の印鑑を不正に使うなどして払い戻し金の請求書を偽造し、市営競輪の売り上げ金などを市の口座から10回に渡りおよそ150万円をだまし取った疑いで逮捕・送検されています。
今年1月、競輪事業部の職員が帳簿と通帳の残高を照合していた際、突然、近藤容疑者が体調不良を訴え早退。そのまま警察に自首したことで事件が発覚しました。
函館市は事件を受け、近藤容疑者を22日付けで懲戒免職とし、監督責任として大泉潤函館市長と担当副市長を10分の1、1か月の減給処分としました。
また、競輪事業部長らの処分についても検討しているということです。
近藤容疑者がだましとった金を「ギャンブルなどに使った」と話していることについて大泉市長は「公務員として高い倫理を持たなければならないことを踏まえると決してあってはならないこと」と話し、「再発防止を徹底しなければならないと深く肝に命じている」とコメントしました。
警察によりますと、近藤容疑者は、同様の手口による余罪をほのめかしているということで、被害総額は1000万円を超える見込みです。警察は、余罪についても裏付け捜査を進めています。














