統合失調症を装い、生命保険会社から給付金約1500万円をだまし取った疑いで、警察は匿名流動型犯罪グループのリーダー格とみている札幌の会社会長ら、男女6人を再逮捕しました。

詐欺の疑いで再逮捕されたのは、札幌で警備業や飲食業を手掛ける会社「エムズ」の会長、武藤健太郎容疑者(42)ら、28歳から42歳の男女あわせて6人です。

警察によりますと、6人は共謀して2024年3月ごろ、谷勇輝容疑者(38)が「統合失調症」だと偽って旭川市内の精神科病院を受診して入院。生命保険会社に入院給付金を請求して、同じ年の12月と翌年1月に谷容疑者の口座に現金およそ1500万円を振り込ませ、だまし取った疑いが持たれています。警察は捜査に支障があるとの理由で、6人の認否を明らかにしていません。

警察によりますと、武藤容疑者は今回が13回目の逮捕で、同様の手口で保険会社から現金をだまし取った詐欺罪などで起訴され、裁判が続いています。

警察は、武藤容疑者が札幌を拠点とする匿名流動型犯罪グループ=「トクリュウ」のリーダー格とみて、事件の全容解明を進めています。

【おことわり】2026年6月1日にデジタル配信した、武藤容疑者ら男女6人が詐欺容疑で逮捕されたことを伝えたニュースのタイトル(見出し)で、公判中で事件の全容が明らかになっていないにもかかわらず、武藤容疑者らを「匿名流動型犯罪グループ」=トクリュウと断定していると受け取られかねない表現がありました。現在、警察は武藤容疑者を「トクリュウ」のリーダー格とみて捜査している段階です。適切な表現に努めてまいります。