衆議院では今月23日に召集される通常国会から、本会議や委員会での登壇者のマスク着用を不要とする方針を決めました。

きょう午後に開かれた衆議院の議院運営委員会の理事会では、国会でのコロナ感染対策の緩和について議論が行われ、23日に召集される通常国会から本会議場の演壇の前にアクリル板を設置したうえで、質疑者や答弁者のマスクの着用を不要とする方針を決めました。

アクリル板の製作は既に進んでいて、来週19日に完成品を確認したうえで正式決定する予定です。

また、衆院の各委員会に対してはマスク着用を義務づけない方針を伝え、その判断は各委員会に委ねることになりました。

政府は現在、屋内でも人との距離が保てて会話をほとんど行わない場合であれば、マスクの着用は不要との見解を示しています。