川崎市は17日、8年にわたり市内の運河に放置されていた遊覧船の撤去作業に取りかかりました。

船が近づくと見えてきたのは傾いた遊覧船。窓ガラスは割れ、今にも沈みそうです。その中に作業員が次々と入っていきます。

17日から撤去作業が始まったのは、全長およそ25メートルの遊覧船「アニバーサリークルーズ号」です。

川崎市によりますと、この船は2018年に市内の運河に係留された後、放置状態になり、去年2月には強風で船が傾き、一部が水没したということです。

市は船を撤去するよう所有者や運航会社に指導してきましたが、期限までに撤去されなかったため、17日午前10時すぎ、行政代執行による撤去作業に取りかかりました。

費用はおよそ3300万円で、撤去完了には1か月ほどかかる見込みです。

市は、費用を所有者と運航会社に請求する方針です。