「スマートごみ箱」設置も維持費に100万円?
高柳キャスター:
捨てる側のモラルが問われる一方で、自治体にも対策が求められています。
渋谷区では2026年度内に、公共のごみ箱である「スマートごみ箱」を設置する方針だということです。

スマートごみ箱「SmaGO」は、箱の中のごみを上から自動的に圧縮し、容量を効率的に活用できる仕組みとなっています。容量(120リットル)の約5倍を収容可能だということです。
TBS報道局社会部 都庁担当 寺島記者:
ただ、設置には課題もあるようです。

ある地域では、ごみ箱を運用していくのに人件費・ごみ袋・処理代などで月約100万円かかったという話もあり、継続的にごみ箱を置き続けるのは難しいという問題が見えてきました。
そんななか、6月3日に行われた渋谷区議会で長谷部区長は、「ごみ箱に企業名などのラッピングを行うなどといった、広告収入による自立的な運営への移行を視野に入れ、長期的なごみ箱の設置を模索している」と述べています。
井上貴博キャスター:
SDGsにも関連するので、企業のPRにもなって良い案だと思います。
行政だけで負担していくのは難しいので、民間をどう巻き込んでいくかが重要ですね。

エコノミスト エミン・ユルマズさん:
最近は、自動販売機の横にあるごみ箱も減ってきました。ごみの処理を利用者側に委ねられる傾向が強まってきていると思います。
トルコでは、自治体や地域がごみ箱の設置を支援をしたり、商店街が管理をしたりしているところもあります。自転車を捨てるなど、ルール違反も地域の人が取り締まります。
日本でも、ごみ箱の設置や維持管理の負担を一方的に求めるのではなく、行政や地域、利用者が役割を分担しながら運用していく仕組みがいいのではないでしょうか。














