国賓としてオランダを訪問中の天皇皇后両陛下は先ほど、歓迎式典にのぞまれました。首都・アムステルダムの「ダム広場前」から中継でお伝えします。

式典が終わった今も多くの人が広場の前に集まっています。カメラやスマホを掲げながら、天皇皇后両陛下をひと目見ようと、この瞬間を楽しみに待ち構えていました。

オランダ人
「国王の隣にいらっしゃる天皇陛下を拝見できて興奮しました。とても気品がありました」

日本時間午後5時すぎ、天皇皇后両陛下はアムステルダム王宮から姿を見せられました。式典では両国の国歌が演奏され、その後、両陛下は儀仗隊の栄誉礼を受けられました。

また、皇后さまが日本人学校の生徒に対し、「オランダの生活は慣れましたか?」などと声をかけ、子どもたちと触れ合われる場面もみられました。

広場には多くのオランダ国民が集まり、歓迎ムードですが、中には、両国の戦争の歴史や捕虜問題を背景に、複雑な思いを抱える人もいます。先ほど私たちが取材した捕虜の遺族の方は「未来を向くために、天皇陛下からは何らかの言葉がほしい」と話していました。

今回の両陛下の訪問が、今も戦争の傷を抱える人々に何をもたらすのか。現地の人々は静かに見つめています。