鹿児島市が整備を目指すサッカースタジアムについて、2つの候補地のうち、県立鴨池庭球場敷地は整備費が抑えられるものの、市が目指してきた「複合型スタジアム」を整備するには課題があることがわかりました。

鹿児島市はスタジアムの整備について、鹿児島港本港区への移転を計画する鹿児島サンロイヤルホテル跡地と、県立鴨池庭球場敷地を候補地に挙げています。
市の調査で全体の整備費は庭球場が215億円で、ホテル跡地より78億円低く抑えられるとしています。
しかし、きょう17日の市議会で、下鶴市長が意欲を示す商業施設やホテルなどを一体化した「複合型スタジアム」の整備については…

(堀之内勇 観光交流局長)「(サンロイヤル)ホテル敷地等と比較すると、庭球場敷地は活用可能なスペースの確保に課題があるものと考えている」
庭球場の場合、「複合型」の整備には課題があるという認識が示されました。
さらに整備費用の負担のあり方について問われた下鶴市長は…

(下鶴市長)「県内各地からの来場が見込まれるとともに、交流人口の拡大に伴う県内全域への経済効果も期待されることから、費用負担を含めオール鹿児島での取り組みが前提であると考えている」
県、市、民間を含めた「オール鹿児島」での整備が必要との認識を改めて強調しました。

ただ、塩田知事はきのう16日の県議会で、「鹿児島市議会や県議会での論議を踏まえて今後の対応を検討したい」と述べるにとどめています。

鹿児島市議会の個人質疑はあさって19日まで行われ、スタジアムを巡る議論が注目されます。














