規定を大幅に超える高額ホテルの宿泊などが問題となっている福岡県議会の海外視察。17日に開かれた6月定例会でこの問題をめぐる一般質問が行われました。服部知事は、問題の真相を究明するための第三者委員会の設置に消極的な姿勢を示しました。

午前10時すぎ、急遽、開かれた自民党県議団の会派総会。

自民党福岡県議団 松尾統章会長
「海外(視察)であったりパーティー券などの問題につきましてしっかりと会派として皆さま方の意見をお諮りしたい」
今後、視察の報告書を速やかに公表していく方針などを確認しました。

相次ぐ問題に揺れるなかで始まった一般質問。今回の議会で初めて、海外視察の問題が取り上げられました。

福岡県議会 吉松源昭議員
「海外視察では1泊13万円を超える宿泊施設が利用されていたことも明らかになっています。知事、率直に高すぎると思われませんか?」

これまで県議会と福岡県が海外視察を実施する際、規定額を大幅に上回る高級ホテルへの宿泊が常態化。さらに旅行会社との契約手続きやホテルの見積もりの内容に問題があったことも明らかになっています。

この問題に対し服部知事はー

福岡県 服部誠太郎知事
「手続きとしては問題なかったと考えていますが、他自治体の事例などと比べても高額との批判を受けかねない金額になっていたものと考えています」
そのうえで「相次ぐ問題に対し改革を進めていく」と強調。
これに対し議員からはー

福岡県議会 吉松源昭議員
「新たな疑念が明らかになった場合、それは現在の内部調査や監査だけでは十分に解明できていなかったということになります。その場合には第三者委員会の設置を検討するという理解でよろしいでしょうか?」

福岡県 服部誠太郎知事
「海外視察については先ほども申しましたが、独立した執行機関である監査委員が住民監査請求に基づく監査を行っており、実質的かつ客観的調査・評価が行われたものと考えております。第三者委員会を設置する必要性や設置する実質的な利益は認められないものと考えております」
服部知事はこのように述べ、第三者委員会の設置に消極的な姿勢を示しました。














