クマに襲われ2人がけが

称名滝の遊歩道では5月1 4日、観光に来ていた86歳の男性と54歳の女性が相次いでクマに襲われてけがをしました。

町は休憩所の周辺などにラジカセを設置するなど、クマを遠ざけるための対策を講じましたが、現場周辺では6月14日から2日連続で子グマが目撃されていました。

クマソニックは北海道や長野県など全国6道県で導入されていて、去年、南砺市にも設置されました。

南砺市では装置を設置してから周辺ではクマの目撃がなくなったことから立山町も一定の効果を期待し、導入を決めました。

立山町商工観光課 北野陽一さん
「県内でも実績があるということと、全国的にも熊ですとか野生生物に対して効果があるということを聞きまして決定をしたところでございます」

称名滝の遊歩道では17日、「クマソニック」が3か所に設置されました。

称名滝に最も近いこちらの設置場所では、大勢の観光客が写真撮影などに訪れるため、周囲に音が行き届くようにスピーカーの角度を入念に調整していました。

さらに、この場所には通常の倍、8つのスピーカーをつけました。

T.M.WORKS代表取締役 轟秀明さん
「一般的にクマ対策だとこの数はつけない。ここの場所はどこの方向から来るか分からないので数を増やしています」

称名滝につながる「桂台ゲート」。クマの活動が活発化する早朝と夕方の通行を禁止するため、町は開門時間を午前9時から午後5時までとしていましたが、クマソニックの導入により7月1日から、通常の午前6時から午後7時までに戻します。

立山町商工観光課 北野陽一さん
「クマが出没するゾーンに観光客が来られていることを認識した上で、クマ鈴ですとかクマホーンというものを持ってきていただいたうえで、来ていただくというのを期待しております」